新たな台風が近づいてきているのでしょうか。
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今日は気温も上がり、空気もこもって呼吸も若干苦しい感じ。
さっ、台風が来る前にサクサクサクっと過去を振り返るシリーズ、
行ってみよう!
適時適材適数適所
2009年11月11日(水)香港、晴れ。25-27度。湿度84%
相方さんは今朝、早くに出て行った。
早いと言っても8時チョッと前ではあるのですが、それでも、
彼の生活パターンからいうと、いつもはまだ寝ている時間帯で、
8時といったらとても早い。忙しいらしい。
文句の1つも言わず黙々と仕事をする姿に頭が下がります。
さぁ、私はいつもの調子に戻すべくスケジュール調整をと。(←2度寝の予定)
そんな相方さんは無口な人だ。
無口というより人見知り?
まぁ、それはそれでいいのですが。
と、ある日のこと。
街中に立ち並ぶ宝石やさんのショーウインドーで、
これまで宝石も単なる石にしか見えなかったワタクシが
「ルビーでしょ、サファイア。あぁ、このアメジスト凄い大きいねぇ~。」と
珍しく立ち止まって見ていた。
以前はチンプンカンプンだった石だけど、ワタクシだって
ちょっとばかり天然石をかじったんだからわかるのよ!と、ドヤ顔。
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その脇で相方さん。
綺麗に並ぶダイヤモンドやエメラルドを私の真似して指差しながら
「りんごでしょ、オゥレンジ。あぁ、パイナッポー!!」(←しかも日本語!)
……
「ボクがわからないからって、適当に石の名前並べたでしょ、今。
それがホントにその名前って誰がわかるの?
リンゴを知らない人にその石の名前はリンゴだよって言っているのと同じだよ。」
ということですね。
「適時適材適数適所」
働く場の事だけでなく、商品を市場にぶつける時もそうだろう。
価値のわからない人の所に、
希少価値のある物をぶつけてもビジネスにはならぬ。
多くの人が莫大なお金をかけてアメリカ辺りで学んでくる
「Market targeting-Segmentation」というビジネスの基本を地で行く、
相方さんの、このとってもシンプルな考え方、嫌いではない。