香港仔の中心地から徒歩10分程の漁光道街市熟食中心。
徒歩10分程と言っても、気合を入れて自力で坂を登るか、
多くの人に囲まれながらリフトを使うか、
ミニバスを使うかという、平坦な道のりではない10分。
このブログ内では石排湾街市といつもシレッと書いていたけど
正式名称は漁光道街市という。
よく行っていた奥のお店の女将さんが引退したので
この日は久しぶりにお隣のお店へ。
皆んな「祥記」「祥記」と呼ぶけれど
「祥記鶏鍋小廚」という立派な店名があったのか。
奥の女将さんが引退をしてしてまったお店の名前も「祥記」で
石排湾の「祥記」で待ち合わせてもすれ違いも多く
街市を一周することになるわよね。
まぁ、小ぶりな街市だから恐るるに足りぬ。
というよりも、ごくごく普通の日本人が
「石排湾の『祥記』で待ち合わせ」という状況にはまずならないので
そんな心配は要らぬ、要らぬ。
以前はAp Lei Chau内でお店を運営していたご夫婦ですが、
色々ありまして、こちらに引っ越ししてからかれこれ10年くらい経つかしら。
おつまみに沙薑鶏脚(鶏の脚のおつまみ)HK$65-
沙薑は生姜に似た植物だけど、日本にはあるかしら?
ネットの中を巡ってみると日本語では「バンウコン」という名前のよう。
「沙薑鶏脚」はダイパイトンでは一般的なメニューで
メンバー全員が揃っていない時に取り敢えずこれをつまみに待つ
という感じでもよく登場。
鼓油王鵝腸HK$88-
ガチョウの腸の醤油炒め。こちらも良きおつまみ。
「鼓油王」と「鼓油(しょうゆ)」に「王」(または「皇」)がついていると
日本で言うところの「たまり」に近い味となっていて
鼓油(しょうゆ)ほど塩っぱくない。
でも日本のたまりに似た調味料がほしいと思ったら「老抽」というものがあったりで
香港では醤油系のアイテムが本当に豊富で複雑。
レンコン餅。
シャキシャキ、シャキシャキ癖になる。
石排湾は日本の方に馴染みの薄い場所だとは思いますが
「香港らしさ」が残る貴重な街市熟食中心です。
機会がありましたら皆さまも是非に!
祥記鶏鍋小廚(漁光道街市熟食中心)
住所:香港香港仔香港仔水塘道18號
漁光道街市熟食中心の地図、場所の詳細はこちら(香港政府サイト)
*香港の熟食中心リスト(香港政府サイト)をサイドバーにリンクしました。そちらも併せてご利用下さい!