松居一代さん、船越英一郎さん夫妻の一連の報道。
日本での報道が、深刻な問題として扱われているのか、
はたまたコメディータッチで報道されているのか、
エンターテイメントの1つとして報道されているのか、
その辺の扱われ方の温度までは、こちら香港には伝わってこない。
夫婦間の事なので、その事実関係は当人お二人にしかわからないわけで、
ここではその部分には触れない。
さて、松居女史動画。
先日、松居女史が英語で動画を発信した事を受け
その英語発信の動画が世界の英字メディアで取り上げられた。
私自身は「さて、事の真相は」という部分は別として
世界の人々はこの一連をどう見るかという部分に興味があり、
時々コメント欄を覗く。
夫婦の事は、当人2人にしかわからない。
時には当人自身だって「どうしてこうなったんだろう」と
自分たちだってわからなくなることなんて山のようにある。
松居女史動画、英語版
松居女史ご自身による英語での発信と、それを伝える英字メディアを少し。
Japan Times: Celebrity couple's fight goes viral after spurned wife takes battle online
9Honey news: Actress slams 'cheating' ex-husband in scathing online rant
Japan Today: Actress Kazuyo Matsui talks about husband's affair;
asks foreign media for support in You Tubu Video
Tribune: Japanese actress speaks about husband's affair in viral You Tube video
英語で発信するということ
読む側、聞く側というのは不思議なもので、時として
その内容が真実かどうか、事実関係はどうなのかという事はあまり気にしない。
事柄の前後関係やその人を取り巻く人間関係などの情報が取りやすい
国内のでき事でもそうなのに
言葉や文化の違う他国の情報を得る場合はなおさらで、自分が今
目にしている記事や、聞いた話をそのまま事実と認識することも多々ある。
たかが英語、されど英語
黙っていても正しい事を続けてさえいればいつかはみんな分かってくれる。
そういう世界が世の中にあったらそれはそれで素晴らしい事なんだけど
困ったことにその「正しい事」という基準は文化や環境、人生背景によって
異なっていて、それはそれは星の数ほどの種類がある。
たかが英語、されど英語。
だけど英語で発信する事のパワフルさというのは、
今の時代、とても重要な事なのだと改めて感じさせてくれた松居劇場。
この動画に限らず
歴史の伝達なども事実が検証されることなく世界各地に広がり
こうして一部だけが独り歩きする事も多々あるのだろうなと
興味深く流れを見ている。