先週の出来事。
今年初めての羊腩煲。
文字通り、羊肉のお鍋。
お鍋自体の香も、腐乳、南乳を中心としたつけダレの香も
個性出しまくりで、自己主張の戦いの食材の塊のようなお鍋。
香港の冬の食卓には欠かせない。
ゴリゴリ骨つきの羊肉の塊がガツガツ入り、
何がどうしてこの世に生まれることになったのか
到底検討もつかない香を放つ腐乳や南乳
「今日は痺れるほどに寒いわねぇ~」という日は
数人集まり羊腩煲を囲むというのが冬の風物詩。
ヤップンヤンのワタクシ、お声がかかってもこればかりは
イヤイヤイヤイヤ、どうぞ、どうぞ、皆さんご遠慮なく、
香港ヤンの皆さまで今日は楽しく羊腩煲を囲んで下さい。
と、ご遠慮申し続けてきた冬のイベント。
独特な香りと見たことのない食材の鍋料理。
一生かかっても自分でオーダーすることはないだろうと思っていた。
冬至、クリスマス、新暦年末年始という
世の中すっかりホリデームードに包まれる前。
むむむっ?
ムムムのムっ??
今年最後の外食が羊腩煲になりそうなそんな予感。
一年の締めくくりが羊腩煲とは香港人化にもほどがあろうというもの。
羊腩煲には大体の場合、お野菜が1つついてくるのだけれど
写真右のお野菜、唐生菜(チャイニーズレタス)が定番で、このシャキシャキ感が
この、濃いぃ~い味によくあう。
一年の〆がこういう流れでホントにいいのだろうか。
肉絲焼麺。
パリパリに焼き上げた麺にもやしと豚肉のトロ餡をかける。
この日は特にパリパリ。赤酢をかけて食べるのがお好みのの方は
リクエストすれば持ってきてくれるので、臆さずにGo!
お勘定はHK$300位だったと思う@いつもの熟食中心、石排湾。
この日、初めてSimonsigの赤、Pinotageを飲んでみた。
SimonsigはChenin Blancを好んで飲むことが多いけど、
今回初挑戦の、このPinotageも良かった。
どんどんどんどん味が変化して面白い。
こちらのSimonsig Pinotageは、日本でも購入可能のよう。
ワインの店 バッカスマーケット
よろしければ、皆さまも是非に!