香港、食、旅、仕事と時々日本

ごくごく普通の香港の生活。食、旅、仕事、語学と日本、時には経済的自由を考える。他人に厳しく自分に甘くが基本姿勢の毒舌日記、乱暴な言葉もでてきますゆえ自己判断にてご覧くださいませ。旧Hong Kong Days

香港地元飯、ダイパイトン:鰻の豆鼓蒸し、マナガツオの素揚げ、勝瓜ときくらげ、牛肉の炒めもの、小さな牡蠣のお粥(光記食店、西営盤)

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久しぶりに光記。

以前は頻繁に行っていたこちらの光記ですが、自分らの行動範囲が変わり

すっかりその頻度は減ってしまっていましたが、たまには行かないとねと

久しぶりに光記でお食事。

 

西営盤、水街にある家族経営のこちらのお店。

水街通りをトントントンと海側に下っていくとBest Western Plusが

そしてあまり遠くない範囲でマリオット系のコートヤードや

ラマダホテルもあるし、そうそう、最近の有名店では

隠れ家的なピンポン129などもある辺り。

MTR、港島線が西営盤を通りケネディータウンまで延伸されて以来、

スッカリ便利になりました。

それに伴い、人の流れも変わったし、ローカル色一色だったこの辺りも

オシャレなお店も増えたし、非ローカル的な生活が一挙に増えてきて

嬉しくもあり、寂しくもあり。

 

メニューはね、あまり写真はないですね。

というか、全く写真はないですね。

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でもこの辺りが超ローカル的地区であった時代から、

敢えてそのローカルさを求めてやってくる異国人の方々は少なくなかったし、

小型ホテルが昔からチョコチョコあったりした関係からか

英語でのやりとりは、その様子を伺っていると

香港の他の家族経営のお店に比べればスムーズに見えるかな。

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倉魚の姿揚げ。マナガツオ系かアジ系のお魚。

でも、この日のこのお魚はお安くなかったのでマナガツオ系の何かだと思う。

倉魚、鯧魚、黃立鯧、鷹鯧、白鯧、燕子鯧……

倉魚に関連する種類や呼び名はたくさんあって

安いものから高いものまで、本当に様々。

どうやら英語では「pomfret」的な何かのよう。

倉魚に関してグーグル先生にお尋ねし、ご紹介いただきましたのがこちら。

ひねくれ団塊世代のMM2Hチャレンジ日記のt-ikesanさんが

マレーシア魚市場実用辞典の中で詳しく説明されていました。

ひねくれ団塊世代のMM2Hチャレンジ日記、マレーシア魚市場実用辞典(その5)

ginjo777.blog.fc2.com

おおおおおっ!マレーシアでもこのお魚、たくさん種類があって

様々な調理方法で召し上がるようですね。

t-ikesanさん、ありがとうございました!

 

香港でも、このお魚はとっても身近で新鮮なものから

真空パックで冷凍されたものまで種類も豊富。

調理法も揚げたり、蒸したり、オーブン焼きにしたり、瓜系のお野菜と炒めたり。

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鼓汁蒸白鱔(鰻の豆鼓蒸し)久しぶりに鰻。

鰻高騰の嘆きはこのブログ内でも何度も何度も出てきていますが

20年くらい前までは、香港で鰻は本当に安くて

この鰻の豆鼓蒸しも、

日本で鶏のから揚げオーダーするくらいの気軽さでオーダーしていたけど

最近では身内の気軽な食事では、

とても気軽に頼めるものでもなくなってこちらも寂しい限り。 

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香港の鰻は日本の鰻と少し風貌が異なって結構大型。

日本で気軽に鰻を食べる機会というのもあまりなかったし

日本で鰻といえば蒲焼だったしで、

こうして調理した鰻を日本で食べたこともなかったので

なんとも言えませんが、香港の鰻は日本のそれに比べ結構脂ノリノリよね。

以前は街市で普通に買って家での火鍋でたっぷり食べることができたのに。

そうは言っても日本に比べればまだまだお安いと思うし

鰻の豆鼓蒸しも「香港の味」の1つだと思うので

鰻好きは是非一度試してみるのも良いかも!

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勝瓜雲耳炒牛肉。(勝瓜ときくらげ、牛肉の炒めもの)

 「勝瓜」の本来の名前は「絲瓜」

でも巷では一般的に「勝瓜」と呼ばれてる。

何故かというと「絲瓜」は「輪瓜」という音に似ているから。

「輪瓜」が何かというと、まぁ、賭け事などで負けっぱなしのトホホな感じを

そう言うらしく「絲瓜」「絲瓜」とはこりゃ、縁起でもない!!

世の中、勝たなきゃいかんじゃろっ!!

ということで、一般的には「勝瓜」

香港の食材や料理名にはそんな感じで「音」から転じるものも沢山あって

初めはそんなところに戸惑うこともあるかも。

イヤ、日本人が香港で普通に生活していたら

そこまで広東語にドップリつかる機会もないだろうし

まったく知らなくて良い香港の一般常識かもしれません。

はてっ?

一般常識とはナンジャラホイ。

ところでこの「勝瓜」(絲瓜)の英語名はAngled luffaというらしいのですが

日本語での呼び名は今の所、わからず。

沖縄は瓜の種類も多そうだし

沖縄県出身の料理好きな方だったらおわかりになるかしら? 

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お店の雰囲気も昔のまま。

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蠣仔粥。(小さな牡蠣のお粥)

蠣仔粥は潮州系のお店に一般的にあるメニュー。

いわゆる香港のこってりしたお粥ではなく、サラッとしたお粥で

飲んだ後にするする入るオススメの〆。

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ほら、少し、牡蠣が見えるかしら?

潮州料理でお馴染みの蠣仔餅(牡蠣入りオムレツ)などに使われる

あの小さな牡蠣ですね。

昔はこの蠣仔粥もね、大鍋サイズしかなくて、

お願いしても小さいのでは出してくれなくて

器で小サイズ出したらいいのにね……なんて言いながら

食べたくても量が多すぎて食べられずって時があったけど

時は流れ、香港人も大人数で食事をする機会もスッカリ減って

暫く行っていない間に、蠣仔粥(小)がメニューに加わってたっけ。

そんな出来事にも、香港の時の流れを感じる。

 

光記食店。

住所:西營盤水街6B地下

www.openrice.com

家族経営の良いお店です。

機会がありましたら皆さまも是非に!

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