荃湾(Tsuen Wan)での用事を済ませた後、
こちらの↓↓↓新南興に行こうとボチボチと大窩口へ。
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到着してみると、あら残念。
どうやらビルの大型改装が行われるらしく周辺はすべて閉鎖中。
とうとうこの辺りも時代の波に呑まれるらしく、なんとも寂しい限り。
大窩口の土地勘はあまりないし、荃湾に戻れば飲食店は沢山あるだろうけど
ここまで歩いて来てしまったもの、荃湾に戻る元気はあまりない。
そこそこ人口はあるものの、この辺り、
何故かあまりダイパイトンがないのよね。
何人か地元の方に尋ねてみたけれど、周辺には飲食は沢山あれど
やはり茶餐廳(チャーチャンテン)的なお店や
小規模のご飯処といったお店が多いようでダイパイトンは無いご様子。
ということで、周辺で見かけた唯一といっていいくらいの酒家(レストラン)へ。
夜のお得なセット、お好きなメニュー2種でHK$158-
メニューのセレクションも
鼓油皇中蝦(広東風エビの醤油炒め)
鼓汁蒸倉魚(お魚の豆鼓蒸し)
海蜇香妃鶏半隻(広東風ゆで鶏半羽とくらげのおつまみ)
仮皮乳豬(こぶたのロースト皮パリパリ焼き)
といったなかなか豪華な選択肢で、なんだかとってもお安いお店。
その他にも色々お得なセットやアラカルトもあったりで思わず迷う。
ひと昔前まではダイパイトンより酒家の方が高かったけど
この7,8年、いや10年くらいかな、稲香グループや富臨グループなどの
香港大手飲食が「一蚊鶏」(鶏一羽HK$1)プロモーションや
HK$28プロモーション的なメニューを打ち出してからというもの
酒家での価格破壊が始まって、メニューをうまく組み合わせると
酒家でのお食事はダイパイトンでの食事よりも
だいぶお得にいただけるようになりました。
酒家はクーラーもあるし、今どきのお若い方々は
どちらかというとダイパイトンより酒家を好む方も多いでしょう。
折角なので夜のお得なセットから
海蜇香妃鶏半隻(広東風ゆで鶏半羽とくらげのおつまみ)と
仮皮乳豬(こぶたのロースト皮パリパリ焼き)を選んでみた。
何故、2つともお肉料理にするのか。
鶏肉は食べたい、でも仮皮乳豬(こぶたのロースト皮パリパリ焼き)を
家で作るのは難しい、ということでそうなるのですが
もうそろそろこうしたメニュー構成も心改めないと。
気持ちばかりお野菜も追加。
金銀蛋肉砕時菜(ピータンと塩たまご、ひき肉とお野菜のスープ煮)HK$68-
成り行きでお伺いしたお店でありましたが
大窩口近辺で用事がある時にはまた来よう。
富臨グループや稲香グループのように
メニューにたっぷり写真が使われているというわけではないから
広東語がわからないと少しオーダーが難しいかもしれませんが、
お得にまったりとお食事が出来る使い勝手が良さそうなお店でございました。
荃湾、大窩口周辺で気軽にローカル料理が食べたいという皆さま、是非に!
品嚼酒家 (Tasteful Restaurant)
大窩口の駅からゆっくり歩いて10分弱くらい
住所:荃灣大窩口德士古道35-43號德泰大廈地舖