日本では豚の耳って普通にスーパーで売られていたかしら?と
遥か彼方昔の日本での暮らしを思い出してみようとしたけれど
あまり記憶にない。沖縄ではあるだろうけど関東ではどうだったかな。
「豬耳」と書いて豚の耳。
文字通りそのまんま豚の耳で、
香港では朝捌きたての豚のその耳部分だけでも購入可能。
写真はHK$20だったかな、HK$30だったかな。
お店によって1頭分(写真のように耳2つ分)で一山にしているお店もあるし
片耳分づつ売っているお店もあったりでHK$15-HK$30くらい。
豚なのでもちろん毛がついているのだけれど、
購入時にはゴッツイ形をしたバーナーで毛を焼いてくれるので
家での下ごしらえといったら下茹でくらいなので簡単、簡単。
ね、こんな感じに毛は焼き払ってくれる。
豚の耳を買ってきて、目指すお料理はこちら。
普段、滷水系(中華漢方薬材のタレでつけこんだお料理)のお店でいただくおつまみ。
写真はいろいろお好み盛り合わせになっているので少し分かりづらいのですが
お料理の上部分にある「白い線の入った細長いもの」が豬耳。
滷水のだしを使わずに醤油と味醂と紹興酒と……と
自宅にあるもので適当につくってみたら結構いけるお味に出来た。
いや、むしろ、中華中華しすぎていなくて自作のほうが良いかも。
我が家はコリコリした歯ごたえを好むのでコリコリ感を残しますが
とろとろ感タップリの方が好みという方は、長く火を通せば
それなりにトロトロにも出来上がるので
お好みの歯ごたえに仕上がるよう調整してみて下さいね。
豚の耳を買ってきて自分で作るなんて、ちょっとハードル高いわぁ〜
とお感じになった方々は、潮州系のお店でお召し上がりになれます。
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豚の耳を気軽に購入できるのも香港暮らしならでは。
豚の耳を使ったおつまみ、よろしければ皆様も是非に!
*熟食中心リスト(香港政府公式サイト)をサイドバーにリンクしました。こちらも併せてご利用ください!