鹵水祭り。
祭りといっても、お友達の少ないワタクシたちはいつも通り2人ですけどね。
鹵水(ローソィ)
鹵水、潮州料理ね。中華系のタレに漬けこむお料理。
香港は潮州料理も比較的多いし、特にAp Lei Chau近郊は
潮州の方々が多いから鹵水料理もいたるところにありますね。
いつも似たり寄ったりの写真しかないのですよ、このブログには。
出不精な上に、食べるものも比較的保守的と言いますか、
あまり変化を求めないタイプなもので、ゴメンナサイね。
という事で、鹵水四寶、鹵水4点盛り合わせ。HK$60
豆腐、たまご、豚の耳と五花腩(豚バラ)の4種ね。
鹵水鴨。鴨と書いてduck。日本では何だろう、アヒルになるのかな。
鴨とアヒルと合鴨と、その辺の日本語はちょっとワタクシには難しい。
香港ではアヒルもガチョウも普通に食す。
ん?でもスーパーで家庭用サイズで普通に売られているかとそうでもなくて
アヒルやガチョウは一羽丸々料理することが多いから、
だいたい外食時に食べるのが一般的かな。
日本で鴨系といったらお蕎麦屋さんか、
懐石で治部煮がメニューに入っている時か
あとは西洋系料理で食べるというのがイメージだけど、どうだろう。
アヒルもガチョウもハトも、日本でも気軽に食べることが出来たらいいのに。
もうそろそろ、体に優しいお野菜でもと思っていたところに
相方さんが追加注文したのは、まさかの鹵水アゲイン。
鵝肝と鶏腎。
鵝肝は文字通り、ガチョウの肝臓。日本ではフォアグラの方が名が通るかな。
鵝肝は鹵水では一般的な食材だし、西洋料理ではお高いフォアグラ料理も
鹵水ではお安い食材。写真の左側がフォアグラでHK$20だったかな。
お味も普通にフォアグラのこってり系で、でもフォアグラように無理やり
餌を食べさせて脂っこくしているわけでもないようでさっぱり系のこってり系。
軽めの赤ワインにもいけるおつまみ。
右側は鶏腎HK$20
鶏腎は日本語でいう所の砂肝らしい。
噛み応えがあってこちらも好き。
単品オーダーは2種類以上からオーダー可で、
こうして一皿合計HK$40分から盛り付けてくれるの。
種類も色々あるのよ。
先ほど登場した、写真手前の、こちらのアヒルさんね。
似たような食材でガチョウがあって、鹵水鵝と呼ばれますね。
ガチョウとアヒルはガチョウの方がお肉が柔らかくてお値段も倍くらい高い。
例えばこのお店では、
鹵水鴨(アヒル)はHK$68(だったかな?)
鹵水鵝(ガチョウ)はHK$128くらい。
街中の本格的潮州レストランではガチョウだけというのが一般的かも。
ワタクシたちはもともとお肉も滑らかなものより
噛み応えのあるゴッツイ系を好むこともあり鹵水鴨が好きで
お財布にも優しいし、いい事ばかり。
ただアヒルの方が売切れるの早いのよね。
鹵水系は、チャーシューご飯のように、
ご飯の上に載せてご飯セットのようにもできるので、
おつまみとしてではなく、ガッツリ食事をしている方も多い。
白粥なんかもあるのよ。
でも、まぁあれよ。
ワタクシたち、この日のお食事は、ほら↓↓↓これだけだもの。
野菜の「や」の字も見当たらないわよ。
いろいろ、間違っているわよね。
2人でこれだけ鹵水食べたら、寝てる間に喉も乾くというもの。
お酱油ベースだもの、塩分だって結構高いと思うのよ。
澄海小館@大街
場所はね、MTR利東を大街方向出口に出て、道路に出たら直ぐよ、1分くらい。
皆さまにおかれましては、お野菜もりもりバランス良く
お好みに合わせて家庭系潮州料理、お楽しみくださいましね。