すっかり外食の機会が減っておりますが、久しぶりに香港で気軽に海鮮。
Ap Lei Chauに地下鉄が通ってから、とっても便利な街市になりました。
MTR South Island LineのLei Tung Station (南港線、利東駅)から徒歩で5分、いや3分くらいかな。駅から地上に出てからね。
我が家の場合、昼間は徳發、夜はこちらの栢記にお邪魔することが多い。
何がどういいのかと聞かれたら、これがこれで!という明確な答えは返せないのだけれど
いつもの場所で、いつもの人と、という空間が好きだ。
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メニューはあるけど、この街市に来れば海鮮料理という流れなので
これまであまりメニューをじっくり見たことはなかったな。
階下のマーケットで海鮮類を購入してきて調理してもらうこともできるけど、
こちらのお店でも下で仕入れてきた海鮮類をおいているし、状況に合わせて気軽に楽しめる。
おっ、カワハギがある。ウマヅラハギかも。
カワハギって季節、夏だっけ?と思ってGoogle先生にお尋ねしてみると、なるほど、旬が2度あるのね。こちらのサイトに詳しい説明がありました。
カワハギの旬は年2回ある。(TSURI HACK 2022年7月8日)
水曜の夜。久しぶりに海鮮にしようか、なんて、気軽に訪れたら、オヨヨよよ。
最後の1テーブルに滑り込み。この後、何組かのグループはお席がなくて諦めていましたが、ほんと、もう、サンダル引っ掛けてサクサクサクっとご飯食べてくるか、って感じでは食事にありつけない、そんな時代となりました。
カワハギは揚げてもらっても良かったのだけれど、カワハギの前にキスの揚げ物をオーダー済だったので、お店の方から、水煮にしたら?とおすすめされて、こちら。
水煮剝皮魚(カワハギのスープ煮)
水煮といっても、お出しの利いたスープで煮たもの。カワハギをこうした調理法で食べたのは初めてだったけど、旨味が強くて美味しい!身もぷりぷり!!
椒鹽沙追(キスの塩コショウ風味揚げ)
日本では天ぷらが定番のキスだけど、香港での定番調理法はこの椒鹽炸。
日本でも一般的になったら良いのに、この調理法。
大抵の日本の方も、好きなお味だと思うのよね。
豉油煎大蝦
こちらも香港の海鮮料理では定番のお料理、日本の方もお好きよね、きっと。
プリプリのエビをにんにくと炒めて最後に鼓油で味付けというシンプルな調理法なのだけれど、美味しのよね、これが。
夏の代表的なお野菜、通菜。日本での呼び名は空芯菜。
葉物が少なくなる夏場に貴重なお野菜、お安くて栄養もたっぷり。
通菜は蝦醬や腐乳といった個性が強すぎるくらいの調味料と炒めることが多いけど
私達はシンプルに少しのニンニクと炒めるってパターンが多いかな。
この日のお勘定、一本HK$35のBlue Girl3本と上記のお料理でHK$630-
んんんっ?あれ、計算間違ってない?って一瞬思ったけれど、
カワハギはお安いお魚ではないし、普段はHK$20前後の獅威や青島ビールが多いし、なんて言ったって、香港、この2,3年のあらゆるものの値上げの勢いは凄まじいしで
それもそうか、と、思った次第。
鴨脷洲大街のWet Marketは新鮮なお魚を購入できることで有名で、香港の比較的有名所のレストランの料理人さんたちもこの街市から海鮮類を仕入れていることも多い。
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昔からの漁師町で、良くも悪くも今どきの接客とは異なる雰囲気のお店も多いAp Lei Chau。おしゃれな空間とか、優しい接客とか、そういったものはないけれど、やはり行き慣れたお店というものは、良いものだ。
せっかくの香港生活、皆様もよろしかったら是非に。
佰記:鴨脷洲街市熟食中心
鴨脷洲洪聖街8號鴨脷洲市政大廈1樓
Open Riceでの口コミはこちら。
栢記 – 香港鴨脷洲的港式海鮮大牌檔適合大夥人 | OpenRice 香港開飯喇
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