Covid-19が流行して以来、生活そのものが大きく変わって、すっかり外食の頻度も減った。夜18時以降の店内飲食禁止となっていた飲食業界も、2022年4月21日に一部規制が緩和され夜10時まで可能に、その後、5月19日以降は深夜12時まで店内飲食可となったものの、生活習慣とは、いやはや、変われば変わるものだ。
たまにはサクサクっと外で済ませるか、と思っても、せっかくだものあそこへ行こう！という、そういう意欲や思考が没落してしまった気がする。
ということで、久しぶり黄竹坑。MTR駅と隣接しているので歩かなくて良いのが良い。
「黄竹坑の南朗山道熟食市場といえば、タイ料理！！」というのがお約束だけれど、最近は年を重ねたせいか、そのタイ料理も、全体的に塩分が強すぎて我々にはキツくなってきた。そんなこんなで、やはり、中華系。
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中華系って、タイ料理より体に優しいかい？と聞かれたらホントのところはわからないのだけれど、まぁ、あれだ。あれこれ考えることもあまり必要なく、気楽なのが良いのよね、きっと。
メニューにはそこそこ写真があるのだけれど、そこに価格はない。
こんな感じのお料理なのね、とイメージできるから、これもまた良しとするか。
価格不明瞭か、と言ったら別にそういうことでもなくて
きちんと書かれてはいる。
文字の並びでお料理が分かる人であればいいけれど、そうでない人は写真と価格表を見比べる感じにはなるかしらね。
でも、その写真と価格表は同じ順番に並んではいないので、その作業はなかなか進まないかも。
夜もね、お食事だけも可能で、仕事帰りのおじさまが一人でビール飲みつつお食事ってパターンも多いようで比較的見かけるかな。
ビルの構造上、吹きさらしではあるけれど、このお店、お掃除が行き届いているのよね。
写真奥に見えるのはMTR黄竹坑駅の階段だから、ほら、近いでしょ。
ビール、ビール。湿度がこれだけ高いとビールも進む。
嗜嗜滑鶏煲。（鶏肉とホルモンの旨煮焼き、HK$78）
ジュージュー熱々で提供される香港の代表的なお料理。
お家でもできないことないけれど、この「ジュージュー美味しそうな音がする料理法」というのは香港らしいなぁ〜と思えるもので、やはりね、外で楽しむのも良いですね。
これは、何だろう、見るからに大腸のお料理だとは思うけど。
定番メニューの中ではなく、黒板に手書きされていたメニューかも。
まぁ、おつまみですわね、どちらも。
〆に何か麺を頼もうか……と思ったものの、いつも最後の一皿が多いので、まぁ、足りなかったら家に帰って素麺でも茹でようか、なんて言いながら終えましたが、結果、ちょうど良かった。
大牌檔での食事時は2人で４，５種頼んでいた頃もあったから、もうね、その自分らの食事の変わりように、日々、驚くばかり。
歳を重ねるということは、こういうことなのね。
ビルの全体的な雰囲気はこんな感じで、小綺麗にしたら、リゾート都市の吹き抜けホテル的な、そんな作りではある。
タイ料理屋さんが数としては多いけれど、中華系も定食系もあるし、タイ料理屋さんがメインなだけあって外国人比率もそこそこあるので、広東語が全くわからなくても、旅行者の方でも比較的、行きやすい熟食中心かな、見た目、そう見えないかもしれないけれど。でもここの熟食中心のお店の方々はどの店舗も優しいし、大丈夫、大丈夫。
この辺りは黄竹坑から香港仔まで遊歩道が整備されているし、海沿いの散歩も気持ちよくできるので、まだ、熟食中心行ったことないんだよね、という方も週末の散歩がてらブラブラするのもおすすめ。
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MTR、黄竹坑駅を出たらすぐ、南朗山道熟食市場
よろしければ皆さまも是非に！
＊熟食中心リスト（香港政府公式サイト）をサイドバーにリンクしました。こちらも併せてご利用ください！
＊よろしければスピンオフブログ「香港 アジア 旅と食事のススメと投資の記録」にもお立ち寄り下さい。
