広東語で「泥鯭」、日本語で呼ぶところの「アイゴ」というお魚。
このブログ内では度々出てくるし、
日本各地で問題となっている磯焼けの原因の1つにアイゴが上げられるようで
それならばと、
アイゴをバクバク食べることの勧めについて熱く語ったこともありました。
hongkonghongkong.hatenablog.comhongkonghongkong.hatenablog.com
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そう、このブログ内にはワタクシのアイゴ愛が詰まっていますの。
それは、何故か。
何故って、単純に、美味しいんだものぉ〜!
香港ではレストランで出されるメニューではないけれど
ダイパイトンであれば食すことができるお魚で
蒸したり、揚げたり、お粥にしたりといった調理法が主。
泥鯭(アイゴ)食譜(レシピ)で画像検索してみるとこんな感じで
普段、一般的に食されている様子がわかるかな。
日本ではあまり人気がないこのアイゴというお魚、
というより、一部の地域を除いて
食されないお魚らしい。なにせ、臭いから!
でも実のところ魚の身が臭うのかといったらそうではなく
内蔵がね、臭うのですよね。
でもね、身離れも良くて肉厚で煮付けにしても美味しいし
本当はね、もっともっと食べて欲しいお魚の1つなのだけど。
この日は街市の魚屋さんで一山HK$40-
大きいのから小さいものまでなんでも混ざっているけど
家で食べるのだもの、モーマンタイ。
この日買ったお店はもともと業務用に卸しているお店なので
鰭も内蔵もそのままついているから自分で毒鰭に気をつけつつ
下ごしらえが必要になるのだけれど、
一般客相手のお魚屋さんであれば鰭も内蔵もハサミで処理してくれると思う。
香港では陳皮が手軽に買えるので香港にお住まいの方がお家で調理するには
陳皮蒸しか煮付けが簡単でおすすめ。
街市の中の魚屋さんは自分にとってあまりにも日常すぎて
写真があまりなかったけれど、こんな感じ。
泥鯭はね、海の上の船でも漁師さんが販売していることもあって
彼らは鰭も内蔵もハサミでチョコチョコあっという間に処理してくれる。
西貢みたいに船から直接買い付けるの。
日本でももっとアイゴを食べたら良いのに……と思っていたら
時々みている動画「きまぐれクック」のかねこ氏がアイゴの動画を上げていて
そのアイゴの大きさにビックリ!
きまぐれクック(2019年7月16日)
釣り人のみが味わえる、毒だらけの魚『アイゴ』まずいまずいと言われますが僕はそうは思いませんよ?おいしい食べ方あります。
これだけ大きな泥鯭を近所の街市で見ることはあまりないけど
香港でもそうとうお高い値段になると思う。
最近、香港での泥鯭の料金も高騰気味。
日本の方が香港でアイゴを食べる時は、まずは
陳皮蒸泥鯭(アイゴの陳皮蒸し)と
椒鹽アイゴ(アイゴの唐揚げ塩コショウ風味)がオススメ!
海と日本in長崎(2019年10月15日):
ストップ!磯焼け!海のやっかい者でバリ旨料理を。
愛知県 水産課(2019年4月1日):
アイゴを食べて藻場再生!
最近は少しづつではありますが日本でも進んで食べようという
活動が始まっているみたいなので、機会がありましたら、皆さまも是非に!
*熟食中心リスト(香港政府公式サイト)をサイドバーにリンクしました。こちらも併せてご利用ください!