昨日の香港は酷い湿度でございましたが、いやはや、空気中の水分が飽和状態になって、家の中の壁も水が流れ落ちる……って、一体、何言っているのかしら、この方は?と日本の方には思われそうな説明ですが、そうなの、本当にそうなのですよ、別に雨が永遠と降り続いているわけではないのだけれど、建物の天井からはポタポタ水が落ちてくる、という感じね。日本の梅雨もジメジメして湿度高いわよ……と耳にしますが、香港の場合、ジメジメって感じは通り越して、実際に水がポタポタしていて、なかなかの湿気。湿度100%超えというやつかしらね。
さて、田湾街市。これ、いつ頃の出来事だったのかしら?
もしかしたらCovid-19の前かもしれぬ。
壁に貼られたメニュー。
右上の“胡椒”からはじまり“湯”で終わっている名前のメニューは、
豚モツのスープなのだけれど、胡椒を強く効かせているスープで香港内でも時々見かけるメニューの1つ、癖になる味。豚の内臓系部位を使った料理は香港にも多くあるのだけれど、日本のお料理とは全く異なる使い方なので、モツ好きな方はどこかで見かけたら試してみて下さいね。
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おつまみ系のメニューが壁に並ぶ。
何だろう、見た感じ多分「蒜香骨」かしら?
豚スペアリブのニンニク風味上げ。
ビールに合うのよね、香港のこういうおつまみ。
お店の作りは、結構大雑把で壁はない。
広告用に作られたバナーをリサイクルで壁作り。
あ、時は令和、今どき「広告バナー」と聞いて、多くの方が想像するものは、こういうものではないのかもしれない。
ところで、香港の昔のビルというのは、こうしてところどころ壁を作っていないスタイルが多い。思うに、湿度が高いけれど昔はエアコンなんてものはなかったから、こういったスタイルのビルが多かったのかしら?と考えてみたり、いや、ただ単に、建築費コストの関連か?
いずれしても、こうした作りのビルというのはすっかり少なくなってきたし、何だか寂しい。香港らしい雰囲気あって、良いビルの作りなのにね。
生炒牛肉飯かしら?牛肉のチャーハン。
普通のチャーハンだとちょっと寂しい、という気分の時に合うチャーハン。
それにしても記憶というのは、自分の中からすっかり消えてなくなるものなのだなぁ。
まだまだ外食の規制が続く香港ですが、2022年4月21日から規制緩和となるかな、どうかな。香港が無事に4月21日を迎えられますように。
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